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お酒好きでも絶対に必要!休肝日のススメ


お酒好きでも絶対に必要!休肝日のススメ
お酒を飲む人なら、休肝日という言葉を聞いたことがあるかと思います。これはお酒を飲まない日を作って肝臓を休ませるということですが、どうして必要なのでしょうか?
休肝日のメリットと共に、肝臓の働きを知っておき、健康にお酒を楽しみましょう。

アルコールを摂ると体内では何が起きる?

人間がアルコールを摂ると、酵素の働きにより肝臓で分解されます。まずアルコール脱水素酵素によってアセトアルデヒドに変化、それからアルデヒド脱水素酵素により無害化され排出されるのです。
日本人はアルデヒド脱水素酵素の働きが弱い、いわばお酒に弱い民族です。それなのにこの30年間アルコール飲料の消費量は倍に増えており、肝臓の負担は増える一方。健康を考えたら、日本人は休肝日を作ってもっと肝臓を休ませるべきなのです。

肝臓に及ぼすアルコールの影響

アルコールで肝臓を壊したという話を聞いたことがあるかと思いますが、まず挙げられるのがアルコールの摂りすぎにより起きる脂肪肝。肝臓が処理できるアルコールは、日本酒でいうと1時間に約1/4合と言われているので、それ以上のペースで飲んでいるとすべてを分解するのに膨大な時間がかかり、こうした状態が続くと脂肪肝まっしぐらに。
10%位の中性脂肪は肝臓に存在するのですが、アルコールによって中性脂肪が大量に作られて、30%以上になると脂肪肝という状態に。この中性脂肪は血液に入ることで、高脂血症を引き起こす原因にもなるのです。

肝臓を休ませないと重篤な病気にも

アルコールの摂りすぎが引き起こすのは、脂肪肝だけではありません。アルコール脱水素酵素によりアルコールが分解される際できるアセトアルデヒドは毒性の強い物質なので、長期に渡ってアルコールを摂取していると肝臓の細胞へのダメージが心配。やがてダメージが進むと肝臓は肝硬変となり、それが進行すると肝臓がんになる可能性もあるのです。

アルコールの適切な摂取量は?

では病気にならないため、1日あたりどのぐらいのアルコール量を限界とすべきかというと、男性なら日本酒で約2合、女性なら約1合と言われています。少ない!と驚きの声が聞こえてきそうですが、肝臓にダメージを蓄積させないためにも、健康のためにも、適量を守った方がよさそうです。

記事まとめ

お酒をよく飲む人は、まずは週に2日は休肝日を。休肝日の過ごし方として、肝臓の細胞を作るタンパク質、肝臓のエネルギーとなる糖質を摂ることがおすすめです。
肝臓は自覚症状を感じにくい臓器なので、定期的に肝臓の検査を受けることも心がけましょう。

参考サイト

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-002.html

カテゴリー:箸休め

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